自分たちの子どもの居場所を作りたい、そんな思いを持った自閉症児者の保護者たちが作業所を開設したところからこの法人は始まりました。当事者の言葉にできない希望や思いを丁寧に汲み取りながら、サービスを提供いたします。
当事者の方が安定して過ごすには、特性に配慮した幼少期から成人までの切れ目のない支援が必要です。それを実現するため関係機関や保護者とつながりながら、支援を行っていきます。
自分一人で悩まないこと、それが大切です。当協会は発足してから50年を超え、代替わりをしながら経験と知識を蓄積して参りました。専門のスタッフが当事者およびその保護者が抱える課題に真摯に向かい合い、より良い状況に向けて伴走していきます。
『ありのままで暮らす』(合理的配慮)
当事者が障害特性を克服することを強要されるのではなく、周囲が特性を理解し情報が伝わりやすい環境、混乱せずに過ごせる環境を整備することによって、安定して働き地域で暮らせるための支援を行います。
『あたりまえに暮らす』(エンパワメント)
当事者が自己選択、自己決定を行うための環境を整備し、機会を提供することによって、当たり前に地域で暮らせるための支援を行います。
『生きがいを持って暮らす』(インクルージョン)
当事者が社会の一員として働いて地域に貢献することができる場を提供し、また働いて得た報酬によって生きがいをもって地域で生活することができるように支援を行います。
・昭和47年 自閉症児親の会発足
・昭和57年 高知県自閉症児・者親の会に名称変更
・平成元年 社団日本自閉症協会の所属団体となる
・平成16年 無認可小規模作業所もえぎ、カフェルームもえぎ開設
・平成20年 組織改編によりNPO法人高知県自閉症協会となる
・平成20年 もえぎが無認可小規模作業所から就労継続支援B型事業所となる
・平成24年 組織改編によりNPO法人と任意団体に分かれる
・平成24年 障害児通所支援事業所『児童発達サポートセンターきらり』を開設
・平成27年 特定/障害児相談支援事業所『相談支援センターもえぎ』を開設